物流、公共、流通。“現場”を知ることが財産に

我々CMC Solutionsは2006年の創業以来、マテハン※1業界世界最大手企業との物流システム開発、国内大手電機メーカとの公共・自治体向けシステム開発などを手がけてきました。その中でシステム開発と同時に現調※2の大切さに着目し、物流拠点や自治体施設の窓口などに足を運び、現場スタッフと一緒になって業務やシステムの課題を調べ、いち早く対応してきました。やがてそれらの取組みは「“現場”に強いシステム会社」という評価につながり、物流や公共関連のシステム開発案件は着実に実績を伸ばし、我々の大きな事業の柱に成長。現在は、「物流」「公共」に加え「流通」「ICTインフラ」の4つが事業の柱になっています。

※1. マテハン:マテリアルハンドリングの略で、製造業や物流業でモノの移動に対して、作業員の負担が大きい荷役作業の効率化や省人化を目的に使用される機械や設備(台車やパレット、ベルトコンベア、ロボットアーム、ピッキングカートなど)の総称です。
※2. 現調:現地調整や現場調査の略で、システム開発の導入時やメンテナンス時に顧客のもとへ出向き作業を実施する事。

“現場”はナレッジが眠る宝の山

我々が属するCMC GROUPは、長年にわたるマニュアル制作で培った製品知識や表現のナレッジを活かしたサービスをご提案することで成長してきました。それはマニュアル制作を通じて製品・企業を知り、その課程でお客さまも気づき得なかった強みや課題を見つけ出し、ナレッジとして人財育成・業務標準・販売戦略などに結びつけることができたからです。

CMC Solutionsにとってはマニュアル制作ではなく、現場・現調が大切な宝の山であり、そこを徹底的に追求していくことが我々のナレッジにつながると考えています。
近年、各企業でICT利活用やDXに注目が集まっていますが、お客さま自身が課題に気づいていないという状況は多いと考えています。我々は現場を知っているという強みを活かし、お客さまから課題をもらってシステム開発するのではなく、その上流にある「お客さまのあるべき姿、将来を見据えたロードマップ」をご提案することで、新しいシステムインテグレーターの価値を創り上げていきたいと考えています。